運動麻痺について

種類

▶麻痺の箇所の分類は4種類あります。

単麻痺 上下肢のうち一肢だけに麻痺がある場合。
片麻痺 身体の同側の上下肢に麻痺がある場合。
対麻痺 両下肢の麻痺。
四肢麻痺 両側上下肢に麻痺がある場合。
 

 

▶また麻痺の様子も4種類に分けられる。

完全麻痺 力がまったく入らない。
不完全麻痺 一部力が入る。
痙性麻痺 麻痺筋の緊張が亢進している。
弛緩麻痺 麻痺筋の緊張が低下している。


◎脳血管障害によるもの→中枢性運動麻痺

◎脊髄障害によるもの →中枢性運動麻痺と抹消性運動麻痺


 

原因と対処

運動麻痺とは、運動中枢から末梢神経、筋線維までのどこかに障害があって、

随意的に運動ができない状態。

 

リハビリテーションとして関節運動が有用

 

鍼・マッサージの有用性

脳梗塞の後遺症による片麻痺が起こると筋肉が短縮、拘縮します。

その拘縮した筋肉を伸ばしたり動かす運動と、筋肉自体を緩めるマッサージは有用です。

西洋医学的には鍼が麻痺に対して有用とはされにくいが、中国医学・東洋医学では

麻痺した部分の血流を促進させて麻痺の回復を促します。

 

保険使用の可不可・条件など

マッサージ保険取扱いには医師の診断書か同意書が必要となります。

(整骨院とは違い、医師に認められた場合のみ保険適応)

 

マッサージの適応症は一律にその診断名によることなく

筋麻痺、関節拘縮等であって、医療上マッサージを必要とすると認められる症状です。

つまり、傷病名に関わらず、症状に筋麻痺・関節拘縮を呈していれば適応となります。

 

マッサージ院で主に取扱われている疾患は、

脳血管障害後遺症等に起因する筋麻痺や、骨折後遺症や廃用性関節拘縮等です。

 

歩行困難と医師が診断した場合のみ往診にて保険が使えます。

 

診療方針

各患者により変わりますが、

(1)麻痺した部分をマッサージする (2)関節を運動して稼働域を拡げる

となります。

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